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礼拝案内→礼拝メッセージ

八束 選也師

御言葉:詩篇Ps.122:1-9、イザIza.62:6-7

 


 ◎エルサレムは特別に神様が永遠の愛をもって、愛され選ばれた、主の祝福の契約が与えられた場所です。多くの主の部族がエルサレムに上ってきます。
1.エルサレムは神への真の礼拝の象徴
「エルサレムを選んでわたしの名をおいた」                     

                   (歴代6:6)
 主ご自身がエルサレムを 選んでその名をおかれました。アブラハムが神の祭司メルキゼデクに什分の一を捧げ、はじめて神を礼拝したのはエルサレムでした。
①アブラハム、イサクの献身 (創22:14)
 アブラハムがイサクを捧げようとした時、アドナイ・イルエなる主が身代わりの全焼の生贄を準備して下さっていたのは、エルサレムのモリヤの山でした。
②ダビデ、モリヤの山を買う (Ⅱサム24:24) 

 ダビデは神を第一としていましたが自分の民の数を数えてしまうという失敗を犯し、モリヤの山と生贄を代価を払って買いとり祭壇を築き悔い改めました。
③ソロモン第一神殿を建設 (Ⅱ歴代6:5-6)
ダビデの子、ソロモンはダビデに言われた通りにモリヤの山に第一神殿を建てました。
2.エルサレムは神による回復の象徴
「わたしは、あわれみをもってエルサレムに帰る」(ゼカ1:16)
①捕囚帰還、第二神殿建設 (エズ1:1-4)

 イスラエルの民は神に背をむけ、南北朝に分裂しました。北朝は滅ぼされましたが、南朝はバビロンの捕囚の民となり、70年後、エルサレムに帰還し神に立ち返り神殿を建て直しました。イエス様は後にその神殿をきよめられますが、神から遣わされたメシアを受け入れない民を嘆かれ、預言通り、エルサレムはローマに滅ぼされました。ユダヤ人たちは再び全世界に散らされたのでした。そして再びエルサレムに帰還をはたし1948年にイスラエルが再建されました。
②再度首都、第三神殿建設?(ゼカ1:16-17)
 エルサレムは再度首都となりました。神様にはエルサレム回復のご計画があり、神のみ手は今もエルサレムに働いているのです。
3.エルサレムは神にある和解の象徴
「終わりの日にすべての国々がそこに流れてくる」(イザ2:2-3)
 すべての国々が上って来るという事は和解を意味します。十字架は神と私達との和解のためであり、またユダヤ人と異邦人との和解のためです。ユダヤ人は選ばれた民であり、聖書、礼拝を私達に持ち運んでくださいました。ユダヤ人に感謝し、イエス様を通して神様を礼拝できることを感謝しましょう。
①キリストの福音の出発点(ルカ24:44-49)
 イエス様の悔い改めのメッセージはエルサレムから始まりました。パウロ先生も霊的祝福をエルサレム教会から持ち運びました。
②イスラエルと異邦人の和解(ロマ11:25-29)
 アブラハムを通して全ての民族が祝福されるというご計画が、ダビデ、イエス様を通して成就し、私達にも福音を伝えていく恵みが委ねられているのです。
 私達は高ぶらず、和解し、平安をもって、へりくだり、神の視点でエルサレムために祈らせていただきましょう。

ホルヘヒロン師